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リトルバスターズ!
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リトルバスターズ! |
お薦め度 |
システム |
シナリオ |
音楽 |
絵 |
| A+ |
B- |
A |
A- |
A |
| キャラ |
ボイス |
演出 |
H度 |
| S |
S- |
B+ |
× |
| [WIN(DVD-ROM)][07/07/27] |
「――この青春(イマ)を駆け抜けろ。」
主人公・直枝理樹は幼い日に両親を亡くし、絶望の中にいた。それを救ったのがリトルバスターズと名乗る少年たち(棗恭介・井ノ原真人・宮沢謙吾・棗鈴)。彼らはいろんなものを悪役に仕立て上げ、成敗して回った。馬鹿で返り討ちばかりあったけど、とても楽しかった。彼らと一緒にいると、寂しさや痛みはやがて癒えていった。
そうして時は経ち、彼らと同じ学園に入学。今日も恭介の発案の元、馬鹿を続け、青春をひた走る――。
システムは初回起動時にディスクチェックあり。クイックセーブ・ロードがないことを除けば、その他の不満点は特になし。
シナリオは(「KANON」を除く)これまでのKey作品のように、最後まで読み進めて真価を発揮します。テキストと共に安定した笑いと感慨を提供してくれますので、最後に何が待っているのか、ワクワクしながら楽しみましょう。
音楽はよい意味で印象に残りません。ボーカル曲はクリア後、テーマソングのマキシを購入してしまうほど。絵は葉留佳と真人の立ち絵の一部が若干気になりましたが、イベント絵などほぼ安定しています。
ボイスに関しては男性陣はともかく、女性陣は無名と思いきや、しっかり有名どころで攻めてきましたね。声優さんの力が存分に発揮されていて、熱いやら可愛いやら怖いやらです(謎)。
演出は及第点。ミニゲームもスキップ出来ますが、野球練習は普通に面白いです。攻略序盤はあまり力を入れていなくて試合に負けてばかりでしたが、勝ったときは思わずニンマリ。ちなみにコンボMAXは8が最高です。
青春を取り戻したい!! バカ騒ぎを仲間としたい!! 筋肉旋風を起こしたい!? など、万人にオススメできる作品。
[初回版同梱特典]
・「棗恭介風来記」「アレンジアルバム」
[萌えキャラ]
・クド(しー・いず・べりぃ・ぷりてぃ、なのです!!) |
[シナリオ:麻枝准、都乃河勇人、城桐央、樫田レオ][音楽:麻枝准、折戸伸治、戸越まごめ、Manack、PMMK・川相湊][原画:樋上いたる、Na-Ga][ボイス:田宮トモエ、柳瀬なつみ、すずきけいこ、金子明美、 荒井悠美、 田中涼子、緑川光、 新井祐二、織田優成]
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(↓↓↓ネタバレあれこれ↓↓↓)
まずは各シナリオ雑感。
<小毬>
ほえほえ少女。「真実を知ることと、真実を知らないこと」はどちらが幸せなのか。「幸せスパイラル」の考え方は、今の日本では少なくなってきてるんじゃないか。そんなことを思わされたりも。
絵本1冊で救われるのは簡単すぎるかもしれないけれど、追い詰められた人の心が救われるのは、大好きな人からのほんの少しの後押しで十分なのかも。
なお、ポンーウィンネケ流星群は極大日時でも、極大出現数はわずか1個と言うもの。それがたくさん見え、恭介が驚いていた……ということは、小毬か理樹か、はたまた二人の力があの世界で引き起こした奇跡なのでしょう。
「両想い=同じことを考えること」と考える小毬に、ちょい萌えた。
[シナリオ評価…A-]
<葉留佳>
二木さんと髪の毛の色が同じで、風紀委と対立関係にあることから、双子か姉妹だろうとは想像が付きましたが、余りに設定がヘビィですた(汗)。恨み節全開の葉留佳の行動と、葉留佳を思いつつ自分を守るしかなかった佳奈多の行動、そのあまりに悲しすぎるすれ違いが痛々しかったです。
……それでも、その困難を見事乗り越えた二人に拍手ですね。
機械仕掛けの神さまはいない。誰かを助けることなんてできない。僕らが出来るのは、手を差し伸べることだけ。差し伸べられた手を掴むことだけ。大事なのは信じること。相手の立場を想像すること。
うるさいけど、縞ニーソに萌え。
[シナリオ評価…A]
<クド>
なんか「クラナド」の風子ちっく!! なクドに「わふーっ」ですよ?(謎) とりあえず、イベント絵の全てに萌え。
シナリオ的には超展開で、まあ小鞠や葉留佳と比べるとさらにあり得ないワケですが、例えば本当に好きな人なら東京ドームにいる観客の中からでも見つけ出せる感覚の具現。
……クリアしてから考えると、あの世界だったから可能だったのですね。ちなみに犬のクドリャフカについてはこちら。
また、クリアしてから再プレイすると、また違った見え方が。「世界をぐるりと一巡りして」って言葉、巧く重ねていてタマランです。ライターさんが葉留佳と同じため、佳奈多のフォローもされていたり。
とりあえず、このゲームにおける最重要萌えキャラ。嫁にきてもいいよ? ん。
[シナリオ評価…B+]
<来ヶ谷>
この人との会話の掛け合いは、飽きることがなさそうな気がする(笑)。それにしても完全無欠な女の子とのラブラブ大作戦、というのは普通に面白かったですね。付き合うようになってからはこれまた超展開で、「?」でした……が、あの世界の明確な伏線提示として、決して外すことは出来ないシナリオであります。
あと、Refrainを終えないと再び来ヶ谷さんと恋をする現実に辿り着けないのもミソ(笑)。そこら辺りもさすがでした。
おっぱい萌え。あと、智代の蹴りとどっちが強いんだろうね?(笑)
[シナリオ評価…B+]
<美魚>
過去は現時点からでしか認識できないもの。記憶は手のひらから零れ落ちる水滴。そういう意味では当たり前のことが、変に強調され、すり替えられそうになって怖いシナリオでした。
「これまで」と「これから」では若山牧水のあの詩への感情はまた、違うものとなる。それはこの「リトルバスターズ!」のエピローグを見る前と、見た後の各キャラシナリオへの捉え方が違うようになることと同じですね。
そして、青と白。自分を確認するためにも、他者は絶対に必要なのです。このキャラ自体には全く萌えないけれど、会話のやり取りはしてみたい。
[シナリオ評価…S-]
<鈴〜Refrain>
理樹と鈴を救うために、恭介と真人と謙吾が作った世界。そこでの紆余曲折がこの物語の柱で、全員が生き残るための方法を実行するのがエピローグ。
……なわけですが、ラストはただ5人(理樹、鈴、恭介、真人、謙吾)の中だけで終わるのではなく、他の5人(小毬、葉留佳、クド、来ヶ谷、美魚)まで、幸せが波及していたことが嬉しく感じられました。
それにしても、あの恭介の涙は強烈。実はもっとも熱い男の謙吾、そして実はすごく冷静な真人と、男陣の色んな表情を垣間見れるルートでもあります。あと、他のルートを活かすという点では、構成の巧みさとまとまり具合は一級品。
萌えといえば鈴に関して言うと、可愛いんだけど、恋人よりは妹って感じですね。クドの方がエロを強く感じるのですよー。わふー。
[シナリオ評価…S]
こんな感じ。
<疑問点>
一つ気になることがあります。それは理樹がどのようにして、ナルコレプシーを克服したか、です。その他の大きな疑問点は文中で解決されていたので、その点だけ自分の中で曖昧なので、書いて流れを整理します。
そもそも、理樹がナルコレプシーになったのはリトルバスターズを結成する以前に何らかの事故(おそらく両親の死)が引鉄となっているから。失うことが怖くて、出会うことを拒否したことがナルコレプシーを引き起こした。リトルバスターズが結成されても、人数が増えてもナルコレプシーが治癒していなかった時点で、心の奥底にその怖さが解消されていなかったのでしょう。そういう意味ではリトルバスターズは逃げ場でしかなかった。しかし、Refrainを通じ、仲間たちによって失うことを含む出会いの大切さを知り、ナルコレプシーの原因が無くなった。
ちなみにナルコレプシーは� 屬覆蠅笋垢ぐ篥租�体質」と�◆屮好肇譽垢覆匹隆超�因子」が重なって起こるらしいです。[参考:なるこ会]
つまり、�,呂匹Δ靴茲Δ發覆い箸靴討癲↓△箸覆詢梢討了爐紡个靴謄淵襯灰譽廛掘爾箸覆襪曚匹離好肇譽垢鯑世覆韻譴弌�発症することもないということで。過去を追体験する際、「みんなが助かるんだ!!」という強い意志が、そのストレスを押さえ込んだのでしょう。
<最後に>
この「Little Busters!(リトルバスターズ)」、「Ever17」や「CROSS†CHANNEL」ほど世界観や設定が優れているわけではありませんが、「設定+友情+青春」が巧く融合している良作であると思います。再プレイをすると、あまり評判のよくない個別キャラシナリオも初プレイとは違った見方ができるようになるはず(クドシナリオが典型)。その理由は美魚ルートが的確に教えてくれていますしね。
「智代アフター」の智代の境地が今回、恭介や小毬が辿り着いた答えであり、ある世界の創造は「カノン」、繰り返される時間の中に生まれた理樹と鈴の意志は「Air」、誰かを想う善意の波紋は「クラナド」と、これまでのKey作品が凝縮されています。あ、あと記憶から消えて還ってくるというのは「ONE」ですね。
それにしてもEDを見ていると鼻の奥がツンとする。10人の仲間たちを見ていると胸に来る。きっと、恭介が卒業する頃には佐々美も佳奈多も「リトルバスターズ」に入ってはいなくても、もっと仲良くなっているに違いなくて。
……仲間っていいよね。
「リトルバスターズ!」ならぬ、「太るな! バスターズ」(MISSION:食べ歩き・メニュー制覇・太ってはならない)でも作ろうかな、と思う今日この頃です(ヲイ)。
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